| 名称 | 書誌情報 |
| 書名 | ゲンゴガク ニ キエソウ ナ コトバ オ マモレル ノカ |
| | 言語学に消えそうなことばを守れるのか |
| 叢書名 | チクマ プリマー シンショ |
| | ちくまプリマー新書 |
| | 527 |
| 著者名1 | ヨシオカ ノボル |
| | 吉岡 乾/著 |
| | 千葉県生まれ。国立民族学博物館准教授、総合研究大学院大学准教授。博士。著書に「なくなりそうな世界のことば」など。 |
| 出版者 | チクマショボウ |
| | 筑摩書房 |
| 出版年 | 202607 |
| ページ | 222p |
| サイズ | 18cm |
| ISBN | 978-4-480-68558-2 |
| 価格 | 900 |
| 内容紹介 | あらゆる言語は言語学的に見れば等しい価値を持っている。等しい能力を備えていて、等しく大切なものだ。それなのになぜ、社会的には不平等で扱いも異なるのか。現代社会のありかたや思想にも関係する言語の本質に迫る。 |
| 内容紹介2 | 世の中には小さくて目立たないけれど、消滅の危機に瀕(ひん)している言語が存在することを知り、それらがどうしてなくなりそうなのかを考えることが、危機言語問題への第一歩となる。ことばが滅びたりうまれたりするとはどういうことか。パキスタンの山奥でゼロから現地調査してきた著者が言語学の世界を案内する。 |
| | 第一章 ことばと言語学 |
| | 1 私たちが使っている日本語はひとつのことば? |
| | 日本で話されてるのは日本語だけではない/通じれば同一の言語なのか |
| | 2 英語はグローバルな言語だから偉い? |
| | 英語には日本語の10倍以上価値があるか/言語選択の権利は個々人にある |
| | 3 ことばはツール(道具)か |
| | 美しい日本語という幻想/ひとつの言語のなかに多くの話しかた |
| | 4 話しことばと書きことばと |
| | 硬い書きことば、緩い話しことば/ことばは変化するもの |
| | 5 独自の書きことばを持ってないことがある!? |
| | 無文字言語という言語/書き文字を欲しがる動機/無文字言語を書く試み |
| | 6 あなたの知らない文字がこんなにも! |
| | 世界中の文字のほとんどが2つの祖先に由来する/新しい文字の誕生 |
| | 7 言語学をやれば何ケ国語も話せるようになる? |
| | 言語学と語学とは異なる/言語の数えかた問題/言語学は何をする学問か |
| | 8 ことばを研究するとはどういうことか |
| | 勉強と研究との違い/言語=文法+辞書/ことばの研究の多様さ |
| | 9 ことばを収集するとは? |
| | 知らない言語をどうやって知るか/媒介とする言語・手段の長短も気にする/万遍ない情報を収集するのが大切 |
| | 10 フィールドへ出ていく言語学もある |
| | コーパス言語学とフィールド言語学と/素材を言語データとして整えよう |
| | 第二章 社会のなかのことば |
| | 11 大きいことばと小さいことば |
| | 5%の大きいことば、95%の小さいことば/言語の経済的な価値とその他の価値 |
| | 12 世界共通語を作れば便利なのか? |
| | 世界共通語を夢見て/英語は世界共通語になれるか/言語は文化のなかで育まれる/コミュニティのサイズと結束 |
| | 13 ことばは文化を色濃く反映している |
| | 名前のないものは概念として認識できない/狭い文化に根差した概念の言語化 |
| | 14 文化に対する偏見が |
| | 集合住宅の名前を調べてみた/「西欧はオシャレ」という偏見 |
| | 15 地域語なのか |
| | 誰もが少しずつ違った話しかたをしている/コミュニティのサイズと均一性の関係/系統と無関係に影響し合う隣人の言語 |
| | 16 民族語なのか |
| | 言語が「民族」の基準とされること/同じ言語なら同じ民族-ではない |
| | 17 話す人がいなくなるとことばは滅びる |
| | 話せる人が1人のことばはもう話されない/言語能力はグラデーション/言語は継承されないと途絶える |
| | 18 ことばが滅びる時 |
| | 伝わらなくなる微細なことば/滅びゆく年老いたことば/半人前の言語モドキだから滅びるのか/「解らない」を見下さない寛容さ |
| | 19 ことばが生まれる時 |
| | 言語の数は増加していっている/緩やかに変移する言語とその線引き/ことばの教育と作られる「標準語」/混ざって生まれる「クレオール」 |
| | おわりに 言語学で消えそうなことばを守れるのか |
| | 参考文献 |
| 件名 | 言語 |