名称 | 書誌情報 |
書名 | イツカ アナタ ニ デアッテ ホシイ ホン |
| いつかあなたに出会ってほしい本 |
副書名 | オモシロスギテ ツンドク デキナイ ヒャクロクジッサツ |
| 面白すぎて積読できない160冊 |
叢書名 | ジュウヨンサイ ノ ヨワタリジュツ |
| 14歳の世渡り術 |
著者名1 | タムラ アヤ |
| 田村 文/著 |
| 埼玉県生まれ。共同通信社編集委員室編集委員。著書に「おばけになりたい!」「いつか君に出会ってほしい本」など。 |
出版者 | カワデショボウシンシャ |
| 河出書房新社 |
出版年 | 202404 |
ページ | 276p |
サイズ | 19cm |
ISBN | 978-4-309-61761-9 |
価格 | 1420 |
内容紹介 | 読み継がれる名作から異世界へ誘う傑作、世界の極上な物語、詩歌まで、読み始めたら止まらない160冊を紹介。「いつか君に出会ってほしい本」の続編。共同通信社文芸記者による連載「本の世界へようこそ」を書籍化。 |
内容紹介2 | 本があると退屈しない。一冊一冊に一つの世界があるから。本を読むとたくさんの人生を経験できる。登場する人物といっしょに生きることになるから。本はあなたにだけ語りかけてくる-。中学生のあなたに向けて、おススメの本160冊を紹介する。 |
| 第1章|読み継がれるのには訳がある いつかあなたに出会ってほしい本 |
| 1|人食い虎になった男の物語-『山月記』中島敦 |
| 2|私は淋しい人間です-『こころ』夏目漱石 |
| 3|ささやかな生が輝く-『ザボンの花』庄野潤三 |
| 4|絵を踏むときの痛み-『沈黙』遠藤周作 |
| 5|没落貴族の悲痛な心情-『斜陽』太宰治 |
| ●もっと読みたい |
| 『高瀬舟』森鷗外 |
| 『小泉八雲集』小泉八雲、上田和夫訳 |
| 『思讐の彼方に』菊池寛 |
| 『個人的な体験』大江健三郎 |
| 『笹まくら』丸谷才一 |
| 『楢山節考』深沢七郎 |
| 『誘惑者』高橋たか子 |
| 『ナラ・レポート』津島佑子 |
| 『思い出トランプ』向田邦子 |
| 『新編 銀河鉄道の夜』宮沢賢治 |
| 『蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ』芥川龍之介 |
| 『パニック・裸の王様』開高健 |
| 『海炭市叙景』佐藤泰志 |
| 『乙女の密告』赤染晶子 |
| 『箱男』安部公房 |
| ●もっともっと読みたい |
| 第2章|異世界を歩く いつかあなたに出会ってほしい本 |
| 1|美しく、残酷な物語-『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ、土屋政雄訳 |
| 2|型破りで自由で痛快で-『日本アパッチ族』小松左京 |
| 3|読みたい本を読むために-『図書館戦争』有川浩 |
| 4|唯一の役割は子を産むこと-『侍女の物語』マーガレット・アトウッド、斎藤英治訳 |
| 5|今、自由を手にしているか-『一九八四年』ジョージ・オーウェル、高橋和久訳 |
| ●もっと読みたい |
| 『華氏451度』レイ・ブラッドベリ、宇野利泰訳 |
| 『時をかける少女』筒井康隆 |
| 『蒲生邸事件』宮部みゆき |
| 『ボッコちゃん』星新一 |
| 『マイナス・ゼロ』広瀬正 |
| 『スローターハウス5』カート・ヴォネガット・ジュニア、伊藤典夫訳 |
| 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック、浅倉久志訳 |
| 『茶色の朝』フランク・パヴロフ、ヴィンセント・ギャロ絵、藤本一勇訳 |
| 『密やかな結晶』小川洋子 |
| 『焰』星野智幸 |
| ●もっともっと読みたい |
| 第3章|詩歌の言葉にノックアウト いつかあなたに出会ってほしい本 |
| 1|心のシャッター切るように-『サラダ記念日』俵万智 |
| 2|本当のことだけを決然と-『石垣りん詩集』石垣りん |
| 3|心が伸びやかになる-『新川和江詩集』新川和江 |
| 4|沈黙するための言葉-『石原吉郎詩文集』石原吉郎 |
| 5|イマジネーションの跳躍-『みすゞと雅輔』松本侑子 |
| ●もっと読みたい |
| 『寺山修司詩集』寺山修司 |
| 『智恵子抄』高村光太郎 |
| 『草野心平詩集』草野心平 |
| 『自選 谷川俊太郎詩集』谷川俊太郎 |
| 『山頭火句集』種田山頭火 |
| 『茨木のり子詩集』茨木のり子、谷川俊太郎選 |
| 『一握の砂・悲しき玩具』石川啄木 |
| 『吉野弘詩集』吉野弘 |
| 『ひねくれ一茶』田辺聖子 |
| 『みだれ髪』与謝野晶子、今野寿美訳注 |
| ●もっともっと読みたい |
| 第4章|旅があなたを鍛える いつかあなたに出会ってほしい本 |
| 1|解き放たれていく旅-『深夜特急』沢木耕太郎 |
| 2|小さな声に耳を傾ける-『インパラの朝』中村安希 |
| 3|真の闇と本物の太陽-『極夜行』角幡唯介 |
| 4|寂寥感漂う漂泊の文学-『道行きや』伊藤比呂美 |
| ●もっと読みたい |
| 『どくとるマンボウ航海記』北杜夫 |
| 『もの食う人びと』辺見庸 |
| 『ぼくの出会ったアラスカ』星野道夫 |
| 『ドリトル先生航海記』ヒュー・ロフティング、井伏鱒二訳 |
| 『それでもわたしは山に登る』田部井淳子 |
| 『八月の六日間』北村薫 |
| 『時刻表2万キロ』宮脇俊三 |
| ●もっともっと読みたい |
| ●コラム(1) 会う前は不安ではち切れそうだった |
| 第5章|人も社会も多様性に満ちている いつかあなたに出会ってほしい本 |
| 1|世界中の人たちに伝えたい-『戦争を取材する』山本美香 |
| 2|ずっと変わった人だった-『世界を、こんなふうに見てごらん』日高敏隆 |
| 3|命を大切にする憲法をつくる-『1945年のクリスマス』ベアテ・シロタ・ゴードン、平岡磨紀子構成・文 |
| 4|損な役回り引き受ける-『しんがり』清武英利 |
| 5|読者のため、闘いに挑む-『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』佐々涼子 |
| ●もっと読みたい |
| 『聞く力』阿川佐和子 |
| 『天、共に在り』中村哲 |
| 『辞書になった男』佐々木健一 |
| 『謝るなら、いつでもおいで』川名壮志 |
| 『科学は、どこまで進化しているか』池内了 |
| 『誘拐』本田靖春 |
| 『こんな夜更けにバナナかよ』渡辺一史 |
| 『沈黙の春』レイチェル・カーソン、青樹簗一訳 |
| 『美は乱調にあり』瀬戸内寂聴 |
| 『ボタニカ』朝井まかて |
| ●もっともっと読みたい |
| ●ミニコラム(1) A4の紙に13枚 |
| 第6章|芸術の深淵に触れる いつかあなたに出会ってほしい本 |
| 1|命の気配、命の予感-『蜜蜂と遠雷』恩田陸 |
| 2|風景は心の祈り-『日本の美を求めて』東山魁夷 |
| 3|描かずにはいられない-『月と六ペンス』サマセット・モーム、金原瑞人訳 |
| 4|のたうち回って生きる-『眩』朝井まかて |
| 5|人生が立ち上がる瞬間-『羊と鋼の森』宮下奈都 |
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